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WordPressのメリット・デメリットとは?中小企業に向くか判断する基準

Web・SNSの基礎知識
2026.01.05
石井 勇多

この記事の要点

  • WordPressは世界シェアNo.1のCMSで、更新しやすさと拡張性が強み。
  • プラグイン依存・セキュリティ管理・専門知識が必要な場面がデメリット。
  • 「向いている企業」「向いていない企業」は運用体制で判断が分かれる。
  • 甲賀市・滋賀の中小企業は、社内にWeb担当がいるかどうかが分岐点になる。

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「ホームページを作るならWordPressが良い」という話をよく聞く。確かにWordPressは世界で最も使われているCMSであり、多くの制作会社が採用している。しかし、すべての企業に向いているわけではない。この記事では、WordPressのメリット・デメリットを整理し、自社に向いているかどうかの判断基準を示す。

WordPressとは何か

WordPressとは、専門知識がなくてもWebサイトを更新できるオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であり、世界のWebサイトの約4割が利用している。ブログ機能から始まり、現在は企業サイト・ECサイト・メディアサイトなど幅広い用途に使われている。

「オープンソース」とは、ソフトウェアのコードが公開されており、誰でも無料で使える仕組みを指す。WordPressは無料で使えるが、動かすためにはサーバーとドメインが別途必要になる。

WordPressのメリット

WordPressの主なメリットは「更新のしやすさ」「カスタマイズ性」「情報の多さ」の3点であり、社内で更新を回せる体制があれば制作会社への依存度を下げられる。

メリット

内容

更新のしやすさ

管理画面からブログ感覚でページを追加・編集できる。HTMLの知識がなくても更新可能。

カスタマイズ性

テーマ(デザインテンプレート)とプラグイン(拡張機能)が豊富。デザインや機能を自由に組み合わせられる。

情報の多さ

利用者が多いため、困ったときにネット検索で解決策が見つかりやすい。書籍や講座も充実している。

DP-GUILDでもWordPressを採用するケースは多いが、すべての案件に適用するわけではない。目的と運用体制によっては、他の選択肢の方が合う場合もある。

WordPressのデメリット

デメリットは「セキュリティリスク」「プラグイン依存」「専門知識が必要な場面」の3点であり、運用を放置すると逆にリスクになる。

デメリット

内容

セキュリティリスク

利用者が多い分、攻撃対象にもなりやすい。WordPress本体・テーマ・プラグインの更新を怠ると、乗っ取りやマルウェア感染のリスクが高まる。

プラグイン依存

機能追加はプラグイン頼みになりがち。プラグイン同士の相性問題や、開発停止によるセキュリティホールが発生することもある。

専門知識が必要な場面

デザインの細かい調整やトラブル対応にはHTML/CSS/PHPの知識が必要になることがある。「誰でも簡単」とは言い切れない。

WordPressは万能ではない。更新・プラグイン管理を誰もやらないまま放置すると、乗っ取り被害に遭い、サイトが改ざんされるケースがある。実際、放置されたWordPressサイトがスパムメールの踏み台にされた事例も少なくない。

向いている企業・向いていない企業

WordPressが向いているのは「社内に更新担当がいる」「頻繁に情報発信する」企業であり、逆に「作って終わりで良い」「更新する人がいない」場合は向かない。

判断ポイント

WordPress向き

WordPress不向き

更新頻度

ブログやお知らせを月1回以上更新する

作ったら数年間放置する予定

運用体制

社内に更新担当がいる、または外注できる予算がある

誰も更新しない、外注予算もない

機能要件

予約機能、会員機能、EC機能など拡張したい

会社概要とお問い合わせがあれば十分

セキュリティ管理

定期的な更新作業を誰かが担当できる

更新作業をする人がいない

DP-GUILDでは、運用体制がない企業には別の選択肢を提案することもある。ペライチ、Wix、静的サイト(HTML)など、管理の手間が少ない方法が合うケースもあるためである。

甲賀市・滋賀の中小企業向け視点

甲賀市や滋賀県の中小企業では「社内にWeb担当がいない」「更新を外注する予算もない」というケースが多く、WordPress以外の選択肢も検討に値する。

特に製造業や建設業では、ホームページは「名刺代わり」として作り、その後ほとんど更新しない企業も多い。そうした場合、WordPressの更新性はむしろ「管理しなければならない負担」になる。

一方で、飲食店やサービス業など、頻繁に情報発信したい業種であれば、WordPressの更新しやすさが活きる。ただし、SNSで十分に集客できているなら、無理にWordPressを導入する必要はない。

DP-GUILDでは、甲賀市の企業と伴走する中で、WordPressに固執せず最適な手段を提案している。予算や運用体制を踏まえた上で、「作らない」「別の手段を選ぶ」という判断も含めて整理する。

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この情報は2026年1月時点のものです。

自社にWordPressが向いているか判断に迷う場合は、無料相談(Zoom)から。Zoomが難しい方はお問い合わせフォームをご利用ください。業種や運用体制に合わせた選択肢を整理します。

よくある質問

Q. WordPressは無料で使えるのか?

A. ソフトウェア自体は無料だが、サーバー代(月500〜2,000円程度)とドメイン代(年1,000〜3,000円程度)は別途必要。合計で年間1万円前後の維持費がかかる。

Q. WordPressとWix、どちらが良いか?

A. 更新頻度が高く拡張性を求めるならWordPress、簡単に作って放置するならWixが向く。運用体制と目的で判断する。どちらが優れているという話ではない。

Q. WordPressのセキュリティは大丈夫か?

A. 適切に更新・管理すれば問題ないが、放置すると乗っ取りやマルウェア感染のリスクがある。定期的な更新作業を誰かが担当できる体制が必要。

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