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HPとLPの違い|中小企業が先に作るべきはどっち?

Web・SNSの基礎知識
2026.01.04
石井 勇多

この記事の要点

  • HPは「名刺型」:企業情報を伝え、信頼を得るための複数ページサイトです。
  • LPは「チラシ型」:1つのアクション(問い合わせ・購入)に集中した単ページです。
  • 先にHPかLPかは「目的」と「運用体制」で決まります。
  • 両方必要なケースもあれば、片方だけで十分なケースもあります。

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初版: 2026-01

更新: 2026-02

HPとLP、どちらも「Webページ」という点では同じですが、役割は根本的に異なります。HPは企業全体の情報を伝える「名刺」、LPは特定の行動を促す「チラシ」です。

中小企業がWeb施策を始めるとき、「どちらを先に作るべきか」で迷うケースは多いです。この記事では、HPとLPの違いを整理し、自社にとって何を優先すべきかの判断基準を示します。

HPとLPの基本的な違い

HPは企業全体の情報を伝える「名刺」、LPは特定の行動を促す「チラシ」です。役割が根本的に異なります。

項目

HP(ホームページ)

LP(ランディングページ)

目的

企業情報の発信、信頼獲得

特定アクション(問い合わせ・購入)への誘導

ページ数

複数ページ(会社概要、サービス、採用など)

原則1ページ

更新頻度

定期的(お知らせ、ブログなど)

キャンペーン単位で作り替え

費用感

20万〜100万円程度

5万〜30万円程度

向いている用途

採用、取引先への信頼担保、会社案内

商品訴求、広告連動、短期キャンペーン

HPは「この会社は何をしているのか」を伝える場、LPは「この商品を買ってほしい」「この問い合わせをしてほしい」と行動を促す場です。目的が違うため、どちらが優れているという話ではありません。

「うちはどっちを先に作るべき?」——次はHPを優先すべきケースを見ていきます。

中小企業が「HP」を先に作るべきケース

信頼獲得・採用・取引先への説明が主目的なら、HPを優先すべきです。

採用活動で会社概要が必要

求職者は応募前にほぼ確実に会社のWebサイトを確認します。求人票だけでは伝わらない社風や事業内容を示すことで、応募の質が変わる可能性があります。

BtoB取引で「この会社大丈夫か」の確認用

新規の取引先や発注元が社名検索をしたとき、HPがないと「本当に実在するのか」「信用して良いのか」と不安を与えることがあります。会社概要・所在地・代表者情報があるだけで、商談のハードルが下がるケースは多いです。

地域密着で「存在証明」が求められる

甲賀市のような地域では、紹介経由での取引が多いです。その場合でも、紹介された側が「念のため検索してみる」ことは増えています。HPがあることで「ちゃんとした会社」という印象を与えやすくなります。

「HPが先の方がいいのは分かった。でもLPの方が合っているケースもあるの?」——次はLPを優先すべきケースを見ていきます。

中小企業が「LP」を先に作るべきケース

特定商品の販売、キャンペーン問い合わせ増加が主目的なら、LPを優先すべきです。

1つの商品・サービスの訴求に集中したい

HPでは会社全体の情報を載せる必要があるため、特定商品のアピールが薄まりやすいです。LPは1ページ完結なので、「この商品だけを徹底的に説明する」構成が可能です。

広告と連動させてCV計測したい

リスティング広告やSNS広告の遷移先としてLPを設定すれば、どの広告からどれだけ問い合わせが来たか計測しやすくなります。HPだと複数ページに分散するため、効果測定が難しくなります。

短期間で成果を検証したい

LPは1ページで完結するため、制作期間が短く、費用も抑えやすいです。「まず1ヶ月試して反応を見る」といった検証がしやすくなります。

「じゃあ両方必要なの?」——次はHP・LP両方が必要なケースと、片方で十分なケースを見ていきます。

HP・LPどちらも必要なケース/片方で十分なケース

「両方必要」は当然ではありません。目的・予算・運用体制で判断します。

両方必要なケース

採用活動と新規顧客獲得を同時に進めたい場合、HPとLPの両方が必要になることがあります。HPで会社の信頼を担保し、LPで特定の商品やキャンペーンを訴求する、という役割分担です。

HPが不要なケース

ネットショップ主体で、会社情報は最低限で良い場合です。ECモール(楽天、Amazon等)に出店していれば、独自のHPがなくても販売は成り立ちます。会社情報はECサイト内の「ショップ情報」で十分なケースもあります。

LPが不要なケース

問い合わせフォームがHPにあれば十分な場合です。特定商品の訴求が不要で、会社全体への問い合わせだけで良いなら、わざわざLPを別に作る必要はありません。

DP-GUILDでは、「HPもLPも両方必要」と決めつけず、経営課題から整理するようにしています。作る前に「何を達成したいのか」を言語化できれば、どちらを優先すべきか、あるいは両方不要かの判断がつきやすくなります。

お金をかけて両方作ったのに、どちらも成果が出ない——これは避けたい事態です。次は、作る前に確認すべき判断項目を見ていきます。

作る前に確認すべき3つの判断項目

「何を作るか」より「何のために作るか」を先に決めることが重要です。

判断項目1:目的は「信頼獲得」か「行動喚起」か

「会社の存在を知ってもらいたい」「採用を強化したい」ならHP寄り。「この商品を売りたい」「問い合わせを増やしたい」ならLP寄りです。目的が混在しているなら、優先順位をつける必要があります。

判断項目2:運用する人がいるか

HPは作った後も更新が必要です。お知らせやブログを定期的に更新する体制がないと、「2019年のニュースが最新」という状態になり、逆に信頼を損ないます。運用体制がないなら、更新不要なLPを先に作る方が現実的な場合もあります。

判断項目3:予算は初期だけか、継続的に使えるか

HPは制作費に加えて、サーバー代・ドメイン代・保守費用などが継続的にかかります。LPは単発で作り切ることも可能ですが、広告と連動させるなら広告費も必要です。初期費用だけでなく、ランニングコストも含めて判断してください。

なお、広告予算がゼロの状態でLPだけ作っても問い合わせは増えにくいです。LPは広告と連動して初めて効果を発揮することが多いため、予算の見通しも重要な判断材料になります。

甲賀市のような地域では、紹介経由の取引が多く、HPの「信頼担保機能」だけで十分な会社もあります。逆に、広告で新規顧客を獲得したい場合はLPが先になります。DP-GUILDでは、こうした状況ごとの向き不向きを整理した上で、制作を進めるかどうかを判断しています。万能な正解はなく、業種・規模・体制によって最適解は変わります。

「HPとLPどちらを先に作るべきか分からない」「両方必要か判断できない」という状態でも、相談していただいて大丈夫です。一緒に整理するところから始められます。

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この情報は2026年2月時点のものです。

自社にHPとLP、どちらが合っているか整理したい場合は無料相談(Zoom)はこちらから。Zoomが難しい方はお問い合わせフォームをご利用ください。

よくある質問

Q. HPとLPは両方作るべきですか?

A. 必ずしも両方必要ではありません。目的と予算に応じて判断してください。採用と新規獲得を同時に進めたいなら両方、紹介中心でフォームだけあれば良いならHPのみで十分な場合もあります。

Q. LPだけで会社の信頼は得られますか?

A. LPは商品訴求に特化しているため、会社の信頼獲得にはHPが適しています。ただし、ECやサービス販売が主目的なら、LPだけでも成り立つケースはあります。

Q. HPとLPの制作費用の相場は?

A. HPは20万〜100万円、LPは5万〜30万円が目安ですが、機能や規模で大きく変わります。予算が限られる場合は、どちらを優先するかを先に決めることが重要です。

Q. 自分の会社にはどちらが合っているかわかりません

A. 「信頼を伝えたい」ならHP、「行動を促したい」ならLPが基本です。迷う場合は、経営課題から整理できる専門家に相談するのも一つの方法です。

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