初版: 2026-01
更新: 2026-02
よくある話:SEO対策で失敗する会社のパターン
「月額3万円でSEOやります」という業者に依頼した。毎月レポートは届くが、半年経っても順位は上がらない。何をしているのか聞いても「施策中です」の一点張り。結局、何が問題だったのか分からないまま解約した——。
これは、甲賀市や滋賀県に限らず、中小企業でよく聞く話です。SEO対策は目に見えにくい施策だからこそ、費用の内訳や業者の実力が分かりにくいです。「安いから」で選んで後悔するケースは少なくありません。
この記事では、SEO対策の費用相場と内訳、料金体系の違い、業者選びで失敗しないためのポイントを整理します。
SEO対策の費用相場【早見表】
SEO対策の費用は、依頼する施策の範囲によって大きく異なります。中小企業向けの一般的な相場を早見表にまとめました。
施策範囲 | 月額費用目安 | 初期費用目安 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
内部SEOのみ | 5万〜10万円 | 5万〜15万円 | サイト診断、技術的改善、タグ最適化 |
内部SEO+コンテンツ | 10万〜30万円 | 10万〜20万円 | 上記+記事制作(月2〜4本程度) |
総合SEO(外部施策含む) | 20万〜50万円 | 15万〜30万円 | 上記+被リンク施策・競合分析 |
SEOコンサルティング | 30万〜50万円以上 | 20万〜50万円 | 戦略設計・定期MTG・レポート分析 |
この表はあくまで目安であり、業者の規模や専門性、対応するキーワード数によって上下します。金額だけでなく、「何が含まれているか」を必ず確認することが大切です。
「具体的に何にいくらかかるの?」——次は施策別の費用内訳を見ていきます。
施策別の費用と内訳
内部SEO施策(テクニカルSEO)
サイトの技術的な問題を改善する施策です。Googleがサイトを正しく認識できるようにする土台作りにあたります。
施策内容 | 費用目安 | 期間目安 |
|---|---|---|
サイト診断・課題抽出 | 5万〜15万円(初期) | 1〜2週間 |
タイトル・メタ最適化 | 月額3万〜5万円 | 継続 |
ページ速度改善 | 5万〜20万円(スポット) | 2〜4週間 |
構造化データ設定 | 3万〜10万円(スポット) | 1〜2週間 |
コンテンツSEO
検索キーワードに対応した記事やページを作成する施策です。「検索されるコンテンツ」を増やすことで流入を獲得します。
施策内容 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
キーワード調査・設計 | 5万〜15万円(初期) | 狙うキーワードの選定 |
記事制作(1本あたり) | 2万〜8万円 | 文字数・専門性で変動 |
既存記事のリライト | 1万〜3万円 | 順位改善目的 |
コンテンツSEOは「数を出せばいい」というものではなく、検索意図に合った質の高い記事が求められます。安価な記事量産型の業者では、効果が出にくいケースも報告されています。
外部SEO施策(被リンク施策)
他サイトからのリンクを獲得する施策です。Googleは被リンクを「信頼の投票」として評価するため、SEOにおいて重要な要素とされています。
外部SEOは「被リンクを買う」といったGoogleガイドライン違反の手法を使う業者もいるため、どんな方法でリンクを獲得するのか必ず確認することが重要です。
「料金体系ってどんなパターンがあるの?」——次は3つの料金体系を見ていきます。
3つの料金体系と特徴
SEO業者の料金体系は大きく3パターンに分かれます。
料金体系 | 特徴 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
月額固定型 | 毎月一定の費用で施策を継続 | 中長期でSEOに取り組む企業 | 成果が出なくても費用はかかる |
成果報酬型 | 順位上昇やCV時に報酬発生 | リスクを抑えたい企業 | 契約条件の確認が必須 |
スポット型 | 診断・改善を単発で依頼 | まず課題を把握したい企業 | 実行は自社or別途依頼が必要 |
月額固定型の詳細
最も一般的な料金体系です。毎月決まった費用で、内部施策・コンテンツ制作・レポートなどがパッケージになっているケースが多いです。
成果報酬型の詳細
「順位10位以内に入ったら月額○万円」のような契約です。初期費用を抑えられるメリットがある一方、長期縛りや解約条件が厳しいケースもあります。契約前に施策内容を確認することが重要です。
スポット型の詳細
サイト診断や改善提案のみを単発で依頼する形です。「まず自社サイトの課題を知りたい」「継続契約の前に実力を見たい」という場合に向いています。
「安い業者を選んで大丈夫?」——次は安すぎる業者のリスクを見ていきます。
安すぎるSEO業者のリスク
「月額1万円でSEO対策」「成果保証」といった魅力的な謳い文句には注意が必要です。
施策内容が不透明
「何をやっているか分からない」という状態は、効果検証ができないだけでなく、問題が起きたときに原因を特定できません。レポートが「順位が上がりました/下がりました」だけで、具体的な施策内容が書かれていない業者は避けた方がよいです。
被リンク購入のリスク
Googleガイドラインに違反する被リンク購入は、発覚するとペナルティを受けるリスクがあります。一度ペナルティを受けると、回復に数ヶ月〜数年かかるケースも報告されています。
長期契約の縛り
「最低1年契約」「中途解約は違約金3ヶ月分」といった契約条件が隠れているケースがあります。契約前に解約条件を必ず確認してください。
お金をかけて依頼したのにペナルティを受けた——これは避けたい事態です。次は業者選びのポイントを見ていきます。
SEO業者の選び方【7つのポイント】
失敗しないSEO業者選びのために、確認すべき7つのポイントを整理しました。
- 施策内容を具体的に説明できるか:「何をやるか」を具体的に説明できない業者は避けた方がよいです
- 成果指標を一緒に設定してくれるか:「順位」だけでなく、流入数、CV数など、ビジネスに関係する指標を一緒に設定してくれる業者が望ましいです
- 自社の課題をヒアリングしてくれるか:まず自社の状況・目標・課題を丁寧に聞いてくれる業者の方が、的外れな施策を提案されるリスクが低いです
- レポートの内容と頻度:月次レポートで何を報告してくれるか、改善提案が含まれるかを確認してください
- 契約条件(期間・解約):最低契約期間、中途解約の条件、違約金の有無を必ず確認してください
- 過去の実績・事例:同業種や同規模の企業での実績があるかを確認してください
- 担当者との相性:SEOは中長期の取り組みになるため、担当者とのコミュニケーションがスムーズかどうかも重要です
費用対効果を高めるポイント
SEO対策の費用対効果を高めるために、依頼前に整理しておくべきことを紹介します。
- 自社の課題を明確にする:「アクセスが少ない」のか「アクセスはあるがCVしない」のかで、必要な施策は変わります
- 狙いたいキーワードを洗い出す:どんな検索で見つけてほしいか、候補を出しておくと業者との打ち合わせがスムーズになります
- 成果指標を定義する:「順位が上がればOK」ではなく、最終的に問い合わせや売上にどうつなげたいかを明確にしてください
- 時間軸を理解する:SEOは効果が出るまで3〜6ヶ月かかることが多いです。「来月から成果を」という場合は、広告の方が向いています
SEOより先に検討すべきケース
SEO対策は万能ではありません。以下のような状況では、SEOより先に取り組むべき施策があります。
- サイト自体に問題がある場合:アクセスを増やしても、サイトの導線設計やコンテンツが弱ければCVにつながりにくいです。まずサイト改善が先です
- 短期で成果を出したい場合:SEOより広告の方が即効性があります
- 地域密着ビジネスの場合:実店舗や地域サービスの場合、SEOよりMEO(Googleビジネスプロフィール対策)の方が効果的なケースが多いです
- 予算が限られる場合:月3万円以下の予算では、本格的なSEO施策は難しいです。まずスポット診断で課題を把握し、自社でできることから始める方が現実的です
DP-GUILDでは、SEO対策を「依頼ありき」で受けるのではなく、まず経営課題と現状のサイト状況をヒアリングした上で、SEOが本当に必要かどうかから整理します。「SEOをお願いしたい」と相談に来られても、「まずMEOから」「先にサイト導線の改善を」とお伝えするケースも少なくありません。
「SEO業者をどう選べばいいか分からない」「費用対効果が合うか不安」という状態でも、相談していただいて大丈夫です。一緒に整理するところから始められます。
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この情報は2026年2月時点のものです。SEO対策の費用相場は業者や市場環境によって変動するため、最新情報は複数社から見積もりを取って比較することをお勧めします。
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